ぽっぽ日記

イマカラメガネ主宰、松田文の日記

落語とか講談とか紙切りとか鰻とか。

「マシューボーン」を観て以来、演劇以外の舞台も積極的に観てみようと思うようになり、今日は一龍斎貞水さんという講談師の50周年記念講座を観て来ましたの。

お目当ては桂米朝師匠。あまり関東には来ないと言うし、やはり生で観たいじゃない。

素晴らしかった。聞きやすくて味わい深い。途中突然止まったり、寺の名前がごっちゃになったり、鹿とキツネを間違えたり、御歳80歳っぽいところもあったけど、それも味になってるからすごい。

しかし一番夢中になったのは、紙切り林家正楽という人。

あまりに見事なハサミ裁きに身を乗り出した三十路トリオなのでありました。

そして、終演後は鰻屋を探しに直行。

何のことはない。橘家圓蔵という噺家の落語で鰻の話が出てきて、食べたくて仕方なくなったのでした…。