ぽっぽ日記

イマカラメガネ主宰、松田文の日記

「ウーマン・ダイヤモンド・アワー」は来月開演!

GWも終わりましたね。

GWに入る前に、はてな(女優)から「あやさん、GWはどこかに行かれたりするんですか?」と真顔で聞かれたので、こちらも真顔で稽古場の住所を答えておきました。

行き先はいつも一緒です。

そんなはてな(女優)が出演する舞台はまもなくですよ。

6月6日~10日、下北沢OFFOFFシアターで。

今日も稽古に向かいます!

チケット予約が始まりました~!

6月6日より行われるメガネ公演のチケット予約・販売が始まりましたよ。

さあ、忘れずにじゃんじゃん申し込んじゃってくださいませ!

稽古も始まって一ヶ月が経ちました。

毎度のことながら時間との戦いですが、そしてもうイマカラ一人でオオアセリのわたくしではございますが、寝れるだけ寝って、…ちがう。

練れるだけ練って、お馬鹿楽しい、ちょっとだけおセンチな舞台をお届けする予定です。

GWも稽古に励みますよ~

寒いですね

すっかり年も明けてしまいました。

twitterでご挨拶したし、まあ大丈夫と更新を怠っていました…

おめでとうございます。

関東もいつになく積雪が多く、大変ですね。

出歩いている方は、お怪我など十分ご注意ください。

私は生来の出不精+寒さが合わさり、すっかり家に引きこもっています。

図書館で本を借り、読むのが楽しみな日々を過ごしています。

父母が本好きで、子どもの頃から本はいつも手元にあったのですが、大人になってすっかり読まなくなっていました。

久々に日常的に本が近くにある生活をして、なんというか心が潤います。

ちなみに今読んでいるのは、

落合博満著「采配」

管理職のおっさんが読む本ですが、おもろいですな。

彼の頭の良さを覗き見て、自分まで賢くなったような錯覚を起こしております。

先日少々早いですが、6月公演の顔合わせをして来ました。

参加メンバーの顔を見て、私の頭が活性化しないかなという期待大で会って参りましたよ。

次回作は、『タフ&ユニーク&キューティ』な女子たちのお話を考えております。

また詳細を徐々に発表して行きますね。

それでは本年もぼちぼちよろしくお願いします!!

QSCも終わり、WSも終わり、今年も終わり。

先月、無事に40回目の誕生日を迎えることができまして、お祝いにおみと食事に行きました。

ミシュランガイド☆☆の老舗てんぷら屋さんでっせ!

ちょっと緊張しながら行ったのですが、思ったよりずっと気楽な雰囲気で、美味しかったし、楽しい時間を過ごせました。

我々のほかには、口説き中のカップル(男30台半ば、女アラサー)、わけありの熟年カップル(男がやたら怒鳴り口調、女は生活に疲れた印象)、打ち合わせ中の会社員二名がいたのですが、

「あいつら全員、会社の金で食ってる」

と、おみが断定してました。

私も自腹なのは、自分たちだけだったと思います。

『大人になった証』として、老舗の料理屋に行く計画だったのですが、真の大人とは、経費で食べるものなのかもしれない、もしくは殿方にご馳走になるものなのかもしれない。

無駄に強くなった気がした私たちのすごく素直な総評は、

「てんぷらって何であんなに高いのか」

というものでした。

いや、ほんとに美味しかったんですけど、どこにどれだけのコストがかかっているのか見当が付けられなかったです。

想像以上に高かったっす。

前置きが長くなりましたが、芝居の話をします。

9月公演が終わってから、慌しくQSCの準備をし、来年6月公演のWSオーディションをやりました。

どちらもとても楽しかったです。

QSCは、ざっくり作ったわりにはメガネのカラーが上手く出せたと思っています。

アップを多用するぜよ!と決めていたので、見た目べっぴん系の女優さんたちにご出演をお願いしたのですが、結果、中身おもしろ系の方たちばかりが集まりました。

短い稽古期間でしたが、皆さん勘がよくて助かりました。

残念ながら賞は取れませんでしたが、本公演よりずっとプレッシャーがなくて(当たり前)、私は楽しんで作れました。

WSは「女の園」でしたね。

次回公演は、女優さんが多めに出る話にしようと考えてた私に、天からのプレゼントとばかりに、たくさんの女優さんたちにご参加いただき、本当に嬉しかったです。

WSをするたびに思いますが、皆可愛いし、明るいし、真面目だし、気立てのいい娘さん過ぎて、会うごとに私の胸は高鳴ります。

良いところはそのままに、もっと自由に楽しんで欲しいし、セルフプロデュースをしっかりやって、羽ばたいて欲しい。

あと、肉体訓練を続けて欲しい。

そんな話を最終日の飲み会でちらっとお話しさせてもらいました。

40歳になりましたが、やはり周りで小劇場を続けていらっしゃる方は年々減って行きます。

自分もいつまで続けられるか分からないし、偉そうなことはひとっつも言えない立場なのですが、今まで何人もの芝居仲間を見送って、もったいない!と心から思う素敵な俳優さんもたくさんいらっしゃって、もどかしくて寂しかったです。

「できることは何でもやる」

「できることをいつも考える」

当たり前のことですが、忘れずにがんばっていこうと思います。

今年もあとわずかで終わりですね~。

来年は良い年になりますように。

間違っても戦争に向かう国になりませんように。

みなさま、良いお年を!

ロマンを感じたよ

西田シャトナーさんの折り紙展に行って来ました。

ギャラリーにご本人がいらっしゃり、それだけでド緊張だったのですが、気さくに「質問などあれば言ってくださいね」などと話しかけられ、久々に頭が真っ白になりました。

シャトナーさんの折り紙はホントにすごい!

もう、なんと言うか「折り紙」のイメージを丸ごと覆される感じがします。

たとえば”鯨”とか”恐竜”とか生物が飾ってあるのですが、折り紙ではなく、生きてるものがそこにいる、というパワーがあるんです。

「展開図」(どうやって折るのかという説明図的なもの)も親切に展示されていたのですが、見たってサッパリ分からない。

ただ、同じ人間でこれを作れる人がいるんだということに鳥肌が立ちます。

この感じ、どこかで味わったことがあるなと思ったら、ピスタチオを観たときだった!

初めて観たときはよく見えなかった(何せ立ち見で超後方からだったため)のですが、気になって気になって仕方がなかったなあ。

終演後、腰が抜けて立ち上がれないという経験をしたのもピスタチオでした。

役者の肉体、美しすぎる衣装、美術、照明…。

制作の対応で感動までしたのも、後にも先にもこの劇団だけ。

客席にいて本番中に「もうやめて!(これ以上笑わせないで)」と喋ってしまうほど笑いにも突出している劇団でしたが、私はこれら全てをシャトナーさんが描く「ロマン」が包んでいると思ってました。

イマカラメガネを観た方は気づいていると思いますが、私はかなりのリアリストで、ファンタジーとか割と苦手なんです。

が、シャトナーさんの描く「ロマン」は大好きでした。

シャトナーさんの作品を見なければ、絶対に私は知らなかった世界観…と言う感じです。

その世界観と今日また身近で出会えました。

カンドーがおさまらないのも無理はないし、話しかけてくださっても返せるわけがないのです。

きっと一生お話なんてできないな、これは。

久々に間近で拝見したシャトナーさんは、カリスマありまくりでしたよ。

西田シャトナーさんの折り紙展は、明後日まで荒川区の「ARAKAWA1-1-1」というギャラリーで開催されてます。

お時間のある方は一度ご覧になってはいかがでしょう?

終演報告でございます

act.12「遠くで聞こえる」無事に終演いたしました。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

私は二日間丸々眠って、「人ってこんなに寝れるんだ」と感動し、部屋中に山積みになったダンボールを見つめていやな気分になっております。

愛猫がね、いつもなら公演後は冷たくされるのですが(呼んでも来ない、近寄ると逃げる、触らせてくれない)、今回はやけに甘えてきて(膝に乗る、額をぐりぐり押し付けてくる、ちゅ~をねだる)嬉しくてにやにやしております。

その愛猫が嬉々として上ったり下りたりしているダンボールを見つめてまたいやな気分になっております。

気持ちの浮き沈みが激しい…

今回のお話は、自分に重なる部分があって、作っていてちょっとつらい時期もありました。

震災後、初めて作った話だったので、どうしても希望で終わりたかった。

主人公は最後色々失ってしまいますが(何もかもではない)、それでもまた何かが始まる、そういうお話にできたと思っています。

一定の満足はしていますが、取り組み方として甘かった部分もあって、反省もしております。

でも、客席が終盤集中していく空間に一緒にいれて、とても贅沢な時間を過ごせたのではないかと思っております。

また楽しい舞台が作れるよう精進いたします。

よろしければ今後も応援して下さい。

最後に、愉快すぎた今回の出演者たちについたニックネームを発表して、幕を閉じようと思います。

はてなカリカやしろ」「お豆」(どちらもすっぴん時に付いた)

☆山口享佑子「わるぐちきょうこ」「わるぐち・ひょうきん・きょうこ」(はてなに上記のあだ名を付けた時、さすがにそれはもう悪口だろう、と皆に付けられた)

☆あまち静香「エロインテル」(高性能な下ネタ変換器を備える脳を讃えて)

☆金田唯里「BL」(別にあだ名じゃないけど、これしか思いつかなかった)

☆鈴木智「ラモス」(ダンスの時、手がラモスになる)

☆森川和真「カシスオレンジ」(カシスオレンジしか飲まず、飲むと肌がカシスオレンジ色になるため。あとこの世の全ての黒っぽいもの、こげ茶っぽいものは彼に間違われていた)

☆平塚正信「おじいちゃん」(突然、大滝秀治寄りの老人になる…そしてミニコントが始まる)

次回作はyoutubeに投稿する動画になります。

「クォータースターコンテスト」となるものに参加します。

その次は11月に13回公演のワークショップオーディションを行います。

たくさんの人に出会いたい!!

そんな気持ちでいっぱいです。